暑い季節に近づくと、気になってくるのが顔汗・脇汗。汗の量が多い人は頭からポロポロと滝の汗が…。
髪は乱れるし、メイクは落ちてしまってこの季節が苦痛に感じてしまいますよね。
また、緊張すると汗が噴き出してくる「精神性発汗」に悩む人も増えています。
そんな汗の悩みを、物理的に解決する方法があるんです!
それは、舞妓さんの「高帯」という伝統的な知恵から生まれた「汗止め帯」。
「汗止め帯」について、効果やより快適になる使い方を紹介していきます。
汗止め帯の効果
汗止め帯は巻くだけで発汗を抑える効果のある帯のことです。
舞妓さんはあんなに暑そうな着物を夏でも着ていますが、おしろいが汗で剥げてしまうことなく、いつも清涼感のある見た目をキープしていますよね。
秘密は、舞妓さんの帯にあります。
舞妓さんは胸の少し上にきつめに帯を巻く(高帯)ことで、皮膚圧発汗(半側発汗)・反射原理によって、締めた部分より上の汗を抑えています。
これは半側発汗という体の仕組みを利用しており、帯を巻くことで顔や脇から汗を出なくしているのです。
ですが、顔や脇から汗が出なくなった分、下半身側はいつもより多く汗がでるようになります。
「汗止め帯」はその「高帯」の原理を利用してできた、手軽に使えるアイテム。
いくつか商品が販売されているので、ピックアップしてみました。
おすすめ汗止め帯2選!これがあればもう大丈夫!
人気の商品とその評価をまとめました。
汗止め帯(株式会社アドフィールド)
ノーマル | レース |
---|---|
2,580円(税込) | 2,490円(税込) |
※楽天参照
ノーマルタイプのベージュカラーと新発売のレースタイプがあります。
厚さ1mmで服の上から目立ちにくく、レースタイプはチラっと見えてもわかりにくいデザインだから女性にも嬉しい。
ノーマルタイプはマジックテープで止め、レースタイプはプラスチックのホック(ボタン)になっているのでズレたり、外れたりしにくい仕様です。
また、改良版がでており、マジックテープが擦れないように変更され、胸の上部と脇を突起でツボ押しできるようになりました。
サイズ展開も豊富で、XS~XLまで用意されています。
販売店
- 公式サイト
- 楽天市場(ノーマル)
- 楽天市場(レース)
- Amazon
楽天市場やAmazonでは、レースタイプでも2000円代で販売されていました。偽物の可能性があるので「メーカー」が記載されているところで購入すると安心です。
汗止め帯の口コミまとめ
滝の汗が大幅に減ったという声が多くありました。普通くらいの汗になれば化粧崩れもしにくくなりますし、臭いも気にしなくて済みますね。
ただ、長時間付けていると痛くなる、マジックテープが痛い、取れそうなどの声もありました。改良バージョンも販売されていますので、自分に合ったものを選びましょう。
痛みがある場合は無理をせず、サイズを変えてみたり装着時間を短くしてみたりしてください。
汗止め帯オリジナルNEWスタンダード(げんき生活オリジナル)
残念ながらこの商品は販売中止となってしまいました。
この商品は上で紹介している汗止め帯と同じ会社が製造していたものなので、上記商品を確認するようにしてください。
上記商品と同じメーカーから作られている「げんき生活」オリジナルバージョン。
黒色が新登場!ベージュと黒の2色展開。改良版のホック(ボタン)とツボ押し仕様です。
サイズ展開もXS~3XLと大幅に対応しています。肌触りにこだわった「NEWスタンダード」です。
メーカー:株式会社アドフィールド
【販売店】
楽天市場(げんき生活楽天市場店)
https://item.rakuten.co.jp/genkiseikatushop/10002066/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868#10002066
汗止め帯オリジナルNEWスタンダード口コミまとめ
【良い口コミ】
・黒のキャミソールの上から使いたかったから、黒があってよかった。これでいつも顔汗に困らず助かっている。
・脇汗が大量な私には本当に嬉しい。これまで多汗症の薬を使っていて副作用が嫌だった。脇汗もかなり減り、顔汗ではほぼゼロな感覚になった。
・滝汗だったのが滲むくらいの汗になった。少し涼しくなるとすぐにサラッとなって快適。
【悪い口コミ】
・普段から補正下着を付けているから窮屈なのに慣れているかもしれないが、ゆるいと感じた。切って詰めてみようか考え中。
・真夏には効果がわからなかった。
・長時間付けていると痒い。
透けやすい黒は軽減しがちですが、下着のカラーに合わせると目立ちにくくていいですね!
多汗症の薬を使わなくても汗が抑えられるのなら体にも優しいので、汗止め帯を試してみて損はなさそう。
ボタンで留めることから、フィット感がピッタリいかない人もいるかもしれません。切って詰めている人もいましたので、どうしても合わない人は調整してみてください。
痒い・かぶれるという声もありました。直接肌に付けている人に多いようですので、肌が弱い人はキャミソールやタンクトップなどの上から着けてみるといいでしょう。
汗止め帯の使い方は?
汗止め帯の正しい使い方は以下の通り
- 脇のすぐ下辺りに通します。
- 汗止め帯の突起が、脇と胸の上(乳首から5cmくらい上)に来るように止めます。
(乳首から5cmくらい上に汗腺があるので、そのをしっかり圧迫することがコツです。)
ゆるくいと効果が薄くなりますが、キツ過ぎても体調が悪くなってしまう可能性があるので無理に締め付けないようにしてください。
汗止め帯に加えて、制汗剤と一緒に使えば効果的ですよ。
汗止め帯は代用できるものはある?
汗止め帯の他に代用できるものでおすすめなのは
- 腰ひも
- 平ゴム
腰ひもで代用する場合は、結び目のコブを作り、乳首の上5cmに当てるように配置すると効果的。
平ゴムで代用する場合は、100円均一でマジックテープも販売されていますので、自由に調節できるよう縫い付けると便利ですよ。
ただ、代用や自作の汗止め帯では、既製品に比べて服の上から目立ってしまう、手間がかかるといったデメリットもあります。
既製品の汗止め帯は2,000円代くらいで購入できるので、デメリットを考えると買ってしまった方が手軽といえます。
汗止め帯でバッチリ顔汗対策を!
汗止め帯は、あくまでも一時的な対処方法です。
ですが、胸から上の人目に付く汗が抑えられるので、面接や会議、営業、結婚式など
「汗をかいたら台無しになりそう!」
というときにとっても助けられる方法でもあります。
ここぞというときに役立つ顔汗対策なので、一度試してみてくださいね。